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更年期障害の症状から自分を守る!
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更年期障害体験記

更年期障害体感記

更年期になり骨粗鬆症に悩まされる様になった38歳 Eさんの更年期障害体感記を記載しています。

更年期障害体験記

【更年期になり骨粗鬆症に悩まされる様になった38歳 Eさんの更年期障害体感記】

今回は職場が同じ、同僚のEさんの話。


彼女は38歳を迎え、あることが気になって仕方がないというのです。それは「骨粗鬆症」。まだ38歳で骨粗鬆症を心配するのは早いんじゃないの?!と思うかもしれませんが、彼女のお母様が骨粗鬆症で転倒して骨折してしまい、不自由な老後の生活を送っていることから、「自分も38歳である今から骨粗鬆症対策をしないと」と感じたということです。


身体的には、30代で骨粗鬆症のことを心配するのはおかしなことではありません。30代前半をピークに、女性ホルモンの分泌は徐々に低下をはじめ、45歳頃に更年期障害の症状として表れてきますが、38歳となると女性ホルモンの低下を始めてからもうすでに数年たっていますし。 また、妊娠出産で大幅に女性ホルモンの変化が起こります。赤ちゃんに栄養を分けてあげるために自分の体に必要な栄養は後回しになり、妊娠によってカルシウムが欠乏して骨がもろくなったりすることがあります。彼女の場合も、3度の妊娠出産を経験しているため、骨は非常にもろくなっていると考えられます。


実際に骨粗鬆症と診断されるようになるのは、かなり高齢になってからのことが多いですが、そうなることが予想されるならば、今から予防するに越したことはないですよね!


[私がアドバイスした骨粗鬆症対策]

更年期から誘発される骨粗鬆症への対処として最も効果的と考えられるのは、大豆イソフラボンの摂取で不足するエストロゲンを補うことです。カルシウム等のミネラルももちろん大切なのですが、カルシウムが吸収されていくのを緩やかにする作用のある大豆イソフラボンを摂取したほうが、効果的に骨粗鬆症を予防できます。


そこで、管理栄養士であるわたしが紹介したのがこちらです。


1.女性ホルモンの役割を果たしてくれる豆乳や納豆などの大豆製品を積極的に摂取
2.骨の主成分であるカルシウム等のミネラルも同時に摂取  

  • カルシウム、リン…骨の主成分に
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  • ナトリウム…血液中で余分になったカルシウムの排泄促進
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  • マグネシウム…骨にカルシウムが吸着する際に必要な酵素を活性化

  • 上記の2点を押さえた簡単な食事メニューを提案しました!
    大豆イソフラボンは更年期障害対策には必須の栄養素!ページにも書いていますが、大豆イソフラボンは一日70mg~75mgを目標に下記の含有量を参考に大豆食品を食事に取り入れましょう。 豆乳200mlには約50mg、納豆1パック約36mg、木綿豆腐(1/2丁)約42mg、高野豆腐(1/2丁)約133mg、大豆水煮(30g)約13mgの大豆イソフラボンがが含まれており、豆乳や納豆は一食分で結構な量が取れます。沢山取ればいいというものではありませんので、他の食品との組み合わせで一日の摂取量を大幅に超えてしまわないように毎日の摂取量のバランスを考えて摂るようにしましょう。


    また、骨の主成分であるカルシウムはとても重要ですが、カルシウムを効率よく吸収させるためには、マグネシウム・リンなどのミネラル、それからビタミンDやたんぱく質などの栄養素との同時摂取が必要です。そういった栄養素をしっかりと摂るためには、やはり、1日3回の規則正しく、バランスのとれた食事がポイントになります。


    このようなことを踏まえて、Eさんには豆乳を毎朝、夕食の1品には必ずミネラルの多い海藻類を。というような感じで、これからの食事メニューの参考に摂取してもらう事になりました。


    更年期が発症してくる年代と言えばとても高齢になってからですので、始めてすぐに効果が!というわけにはいきませんが、継続は「骨の」力なり。です。結果をあせらず、気長に続けて行ってほしいものです。