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更年期障害の症状から自分を守る!
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更年期障害体験記

更年期障害体感記

更年期になり肥満に悩まされる様になった45歳 Dさんの更年期障害体感記を記載しています。

更年期障害体験記

【更年期になり肥満に悩まされる様になった45歳 Dさんの更年期障害体感記】

知人の45歳主婦の女性Dさん。


彼女はあることで長い間悩んでいました。それは「肥満」。若いころはとってもスレンダーだったそうですが、30代後半から徐々に太り始め、40代に突入すると、会社の健康診断でついに肥満(メタボリックシンドローム)と診断されてしまった彼女。


若いころに比べたら食べる量も減っているし、暴飲暴食もしないし…


太っていく原因がわからない為、勝手に運動不足と決めつけ、運動で健康的に体重を落とそう!とはりきっていたそうですが、いざ始めてみると、重い体を支えるために膝や腰の関節までもが痛みだし、ウォーキングすらも辛いという悪循環に陥ってしまっているというのです。


彼女の主な症状
・食べる量は少ないのに太る
・関節痛でなかなか運動できない
・運動できないために代謝がさらに落ち、肥満の悪循環


[私がアドバイスした対策]
管理栄養士なので、運動のメニューは考えられません。ですので、摂取カロリーを減らすためのメニューと、消費カロリーを増やすための食事をレクチャーしました。具体的にはこちらです。


①バランスのいい食事で1日1500キロカロリー程度におさえること
→摂取カロリーの減少対策
②女性ホルモンの役割を果たしてくれる豆乳や納豆などの大豆製品を積極的にとること
→消費カロリーの上昇対策


上記の二点を押さえた簡単なアドバイスをしました!


まず、摂取カロリーの減少対策について…
基礎代謝という言葉はご存知ですか?呼吸や動作など、生活しているだけで消費しているカロリーのことですね。体重や運動量などで個人差がありますが、一般的に更年期の女性の基礎カロリーは1500〜1800kcalといわれています。20代の女性の平均摂取カロリーは1800〜2200kcalなので、若い頃と同じように食べていては多すぎますね。


年とともに食べられる量は減っているといっても、おかずの内容次第で高カロリーにもなりえます。サラダやお魚を中心にし、ブタやトリを調理する際は蒸したりして不要な油を落としたり、揚げ物は出来るだけ控え、どうしてもの場合はローストパン粉を使った揚げないフライ風コロッケなんかにする…などの工夫が必要です。ひと手間かければ500kcalくらいは簡単に減らすことが可能ですよ。


次に、消費カロリーの上昇予防対策。これも基礎代謝を上げましょうという話で、よく知られているのが筋トレですね。脂肪を筋肉にすることで、脂肪の燃焼を促すということなのですが、なんどもいう通り私は管理栄養士なので、食事だけで消費カロリーをあげます。


消費カロリーをあげるために必要な成分が、大豆イソフラボンですね。エストロゲンには代謝促進・脂肪燃焼・コレステロール値低下・食べ過ぎ抑制等々の働きがありますが、更年期障害によって減少してしまうために、大幅に代謝が落ちてしまいます。このためエストロゲンが減少すると脂肪が燃焼せずに蓄積され、ますます代謝が悪くなり、肥満になっていきます。


ここで活躍するのが大豆イソフラボン。大豆イソフラボンは女性ホルモンエストロゲンと似た構造・働きをすることが分かっていますので、大豆イソフラボンでエストロゲンを補うことで、落ちてしまった代謝をサポートすることができます。更年期以降の女性は、意識して摂取するとよいでしょう。


大豆イソフラボンは、一日70mg〜75mg程度を目安に。
豆乳200ml(約50mg))納豆1パック(約36mg)、木綿豆腐(1/2丁)約42mgなどから、一日の摂取量を超えてとりすぎないように注意してとりましょう。ビタミン群(ビタミンB,C,D,葉酸など)も一緒にあわせて摂るようにすれば、さらに代謝がよくなり効果的です。詳しい話はこちらの、更年期障害に対策に必要な3大栄養素〜大豆イソフラボン〜をご覧ください。


彼女の場合、豆乳鍋やスンドゥブチゲなんかを毎晩一人鍋にして家族と別で食べるようにしたそうです。野菜を切っておけばサッと小鍋で準備でき、手軽でおいしく栄養も大豆食品も取れて一石二鳥ですよね!まだまだ始めたばかりで急な体重変化はないものの、以前に比べれば汗もよくかくようになり、代謝が上がってきている感じがするよとの報告を受けました。


ダイエットは一朝一夕とはいきませんが、あせらず長いスパンで、健康で快適な体重に戻していけるよう、気長に続けていくことが大切だと思います。肥満に悩む更年期の皆様、あせらずゆっくり、大豆イソフラボンと一緒に健康的な体を目指しましょう!


大豆イソフラボンメニューが気になる方は、こちらの大豆イソフラボンがよく摂れるレシピページをご覧ください。主菜や前菜などに使えるメニューをご紹介していますよ!