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更年期障害の症状から自分を守る!
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更年期障害の症状から自分を守る!更年期障害対策は食事から!更年期障害に起こる症状とは
更年期障害に起こる症状とは

更年期障害に起こる症状とは

更年期障害で起こる症状と原因についてまとめています。
このページで更年期障害の症状について理解し、更年期障害対策を行いましょう。

更年期障害に起こる症状とは

更年期障害に起こる症状とは

管理栄養士として様々な更年期障害に悩む方とお話してきましたが、それだけでもしんどそうだなという印象を感じることができます。
その更年期障害で発生する症状は、大きく3つに分けることができます。
・自律神経の乱れによる症状
・代謝が悪くなる事で起こる症状
・骨密度が低くなる事で起こる症状

それぞれが、どういう症状なのか?という事をまずは理解し、適切な更年期障害対策を行いましょう。

自律神経の乱れにより起こる症状

高血圧イメージ

更年期障害は一般的に45歳前後から55歳前後までの10年間起こると言われております。個人差はかなりあり、症状としての幅広いのですが、初期症状は、「Q1.更年期障害に自覚症状はあるのか?」でも、ご紹介させていただいた不定愁訴になります。そして高血圧も更年期の自律神経の乱れにより引き起こる症状です。自律神経は血圧をコントロールしているので、自律神経が乱れると、血圧も乱れるということになります。こちらは、一般的な生活習慣病の高血圧とは違うので更年期高血圧と区別されるのですが、下記表を見て頂ければ分かる通り、更年期高血圧を機に生活習慣病の高血圧になる人も少なくありません。

高血圧有病率

年齢 有病率 予備軍を含めた有病率
40代 14.2% 32.4%
50代 39.2% 58.3%
60代 57.6% 74.9%

体に堪えるのは、不定愁訴だと思いますが、高血圧もほっておけば、心筋梗塞や脳卒中になり最悪死に至ることもある非常に怖い病気です。不定愁訴の症状がでた段階で一度、血圧を計り、高血圧の傾向があるか認識をしておくべきだと思います。

代謝が悪くなる事で起こる症状

肩こり

更年期に女性ホルモンが減少する事で、代謝が悪くなります。女性ホルモンは、血中のコレステロールを下げるのにも活躍してくれているのですが、女性ホルモンの減少とともに、血液中にコレステロールが溢れ、血管が固くなり、代謝が悪くなるという事ですね。 代謝が悪くなると、基礎代謝が減り、今まで通り生活していても、脂肪はどんどん溜まっていくので、色々な症状になります。具体的には下記の様な症状があります。

肩こり 代謝の悪化により、肩に老廃物が溜まって、
肩周りの血流が悪くなる。
動脈硬化 血管中の脂肪が増加して、動脈が膨らみ硬化する。
肥満 代謝が悪くなり、今までの脂肪分を消化しきれなくなる。
女性ホルモンが皮下脂肪として処理していた脂肪も、
内臓脂肪として蓄積される様になる。
関節痛 急な体重の増加により、関節に負担がかかる。

代謝が悪くなり、血管や内臓などに脂肪が貯まって、更年期に上記の症状になりやすくなります。すぐにはわからないので、こういう症状になるという事を御認識ください。

骨密度が低くなる事で起こる症状

女性ホルモンが減少する事で、骨密度が下がり骨粗鬆症にもなりやすいと言われています。実際、更年期を終えた女性で骨粗鬆症に悩む方は60代女性で3人に1人、70代女性で2人に1人と言われております。

そもそも、骨はカルシウムで出来ていますよね。しかし、カルシウムだけでは骨は生成されないんです。カルシウムを摂取して、それが腸へ吸収され、腸から血液へ入り、さらに血液から骨へ入って始めて骨の生成ができるのですが、腸へ吸収されるタイミングでビタミンDが無いと吸収されませんし、血液から骨に入る時には女性ホルモンがないと吸収されません。ですので、女性ホルモンが少なくなると、骨の生成ができなくなるという事になります。

更に、骨には新陳代謝があり、常に新鮮な骨をキープする為に、骨を作っては、古くなった骨成分を溶かすという事を行っています。人間の体ってすごいですよねw
女性ホルモンは骨が新陳代謝をする為に、骨を溶かす細胞を緩やかにする作用があります。

それが、女性ホルモンがなくなる事で、骨が溶け出し、生成と溶けるバランスが崩れ、骨がスカスカになり骨粗鬆症になるということですね。 骨粗鬆症は実際こけたりした時に骨折して始めてわかる症状です。自覚症状が無いですが、70代女性は2人に1人は骨粗鬆症です。まだまだ70代までは先かもしれませんが、いづれは骨粗鬆症になるかもという御認識を持たれた方がいいかもしれません。