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更年期障害の症状から自分を守る!
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更年期障害体験記

ホットフラッシュの間違った対処と正しい対処法ってあるの?

更年期障害からのホットフラッシュによる多汗症に苦しんでいた方のお話です。

更年期障害体験記

【ホットフラッシュの間違った対処と正しい対処】

更年期障害からのホットフラッシュによる多汗症に苦しんでいた方のお話です。
約10年ほど更年期障害に悩みつづけましたが、多汗という今までに無かった症状を引き起こし、 非常に辛い思いをしたという事です。

ホットフラッシュはどんな症状?

季節や気温、運動の有無などに関係なく突然暑さを感じ、顔や上半身などが熱くなる「のぼせ」「ほてり」の症状や、大量の汗が出る更年期障害の症状を「ホットフラッシュ」と言います。
頭に血が上ったようになる「のぼせ」や、顔や身体がカーッと熱くなって紅潮する「ほてり」、気温などに関係なく汗をかく、といった症状は「ホットフラッシュ」と呼ばれ、更年期障害の代表的な症状のひとつです。症状は時間を問わず起こり、緊張やストレスがきっかけで発症することもあります。
また、ホットフラッシュ後に急激に身体が冷えたり、上半身は熱いのに下半身は冷たいといった「のぼせ」と「冷え」が同時に起こるケースもあります。

彼女のケースで言えば、
・急に顔が火照る
・全身に火がついたようにのぼせる
・冬でも突然に大量の汗かく
・突発的にヒステリーをおこし、怒った後は後悔と罪悪感でしばらく元気がなくなる


という悪循環で悩んでいました。
友人とお茶を飲みにいき、「寒いねー」といいながらホットコーヒーを注文しているのに汗がだらだらとでてきていたそうです。
その汗に自分自身が動揺して、 その後、動悸に発展するという事が多かったという事です。仲のいい友人とのお茶だったので、「今日はもう帰ろう」と帰ったのですが、また汗をかいて動悸に なってしまうかも…と思うと、次の機会を誘う事ができず、元気なのに家に閉じこもりそれが原因でイライラして突発的にヒステリーをおこしてしまうというパ ターンが年に1、2回ありました。
「汗くらい…」と思う人も多いと思いますが、本人にとってはとても辛く切実な悩みだったようです。

彼女の場合、期間が10年と長く、この先もあと何年続くのか?と、不安が積もるようです。気持ちに波があり、あっけらかんとしている日もあれば、イライラが爆発して些細なことで怒ってしまう日もあります。

なぜホットフラッシュになるの?

更年期前後に起こる閉経によって卵巣の働きが弱くなり、女性ホルモンの一種であるエストロゲンが減少します。
ホットフラッシュは、エストロゲンの減少により自律神経のバランスが崩れ、血管の拡張や収縮がうまくコントロールできなくなることで昼夜関係なく起こります。

ホットフラッシュの対処法

日頃の運動、食事、そしてサプリメント

●まちがった対処法
間違っているのは汗をかくから「人前に出ない」という場当たり的な対処法です。 結局「人前に出ないのであれば汗をかいてもいい」という結論付けであるため、対処法になっていません。
これは綺麗事かもしれませんが、人とのコミュニケーションが楽しいから、充実したライフワークを送りたいから直したいのならば、人前に出るのを避けるという方法は本末転倒だと思います。
確かに、基本的には生理的な変化を贖う事はできないと思います。しかし私は少なくとも日頃から地道な対処によって、緩和させる事ならできると考えています。

●日頃の運動
そもそも身体を動かすことを怠り汗をかかない生活が続くと、全身の汗腺機能を使わない状態が続きます。その結果、汗は比較的活発な汗腺がある”ワキの下”や ”顔”に、集中して出るようになってしまいます。
日頃からウォーキングなど比較的取り組みやすい運動から始めて全身の汗腺をしっかり使っていきましょう。
そうすればワキや顔だけに集中して汗が出るような事から少しは妨げる事ができます。

●日頃の食事
彼女は更年期障害でつらい日は我が家では美味しい食事でリフレッシュするようにしていました。もちろん精神的なリフレッシュの側面もありますが、ホットフラッシュを栄養面からケアする根拠がしっかりある献立です。
ここは私の本業!ホットフラッシュをケアするのに効果があるといわれるのがビタミンB、ビタミンD、カルシウムです。まずは材料とその働きについて…。

豚肉 ・・・・  ビタミンB1 = 精神安定、
         良質のたんぱく質 = 細胞の老化防止
れんこん・・・  神経鎮静作用
         抹消への血流を良くする働き。
しいたけ・・・  ビタミンD=カルシウムの吸収をサポート。
         イライラの軽減と骨の生成を助ける。
とうふ ・・・  大豆イソフラボンが、不足した女性ホルモンを補ってくれます。
しそ   ・・・ カルシウム=精神安定。
         爽快な香りの成分には胃液の分泌をうながし、
         食欲を増進させ胃を丈夫にする働きも。
しじみ ・・・  カルシウム=イライラを軽減
         ビタミンB12=血液を作る元。神経細胞の修復。

この材料で数メニューつくれます。

・豚肉とシソのミルフィーユ…
名前の通り交互に挟んでくるりと巻き爪楊枝で止めます。
よくフライにしたものを見ますが、揚げるよりも、焼くかシリコンスチーマーでレンジでチン!してポン酢でさっぱりがオススメ。
付け合わせにえのきやしめじ等のキノコも一緒に調理してしまえばOK!

・豚と豆腐とレンコンのハンバーグ…
水切りした豆腐と豚挽肉に、すりおろしたレンコン少々と細かく角切りにしたレンコンの両方を入れてよく炒め 丸めて焼きます。
ポン酢とみりん と水少々で さっぱり和風ダレを作ったら、キノコをたっぷり入れて火にかけ、 温かいうちに焼き上がったハンバーグにかけ、水気を切った大根おろしと刻んだ青じそをトッピング!
サッパリとおいしく、レンコンの食感が楽しい一品。

・しじみの味噌汁(orスープ)…
王道のしじみ汁!もしくはあっさり醤油ベースにごま油を少々垂らして、 ゴマとネギをトッピングしてスープでも!
これに、サラダほうれん草やアボカドのサラダなどあればバッチリです。

美味しい食事と適切な栄養素で、更年期障害による気持ちの浮き沈みと上手く付き合っていきましょう。

●サプリメント
そしてサプリメント。
日頃からコツコツと取り組む手段としては、管理栄養士の目から見ても頼っていいものだと思っています。 しかしそこで重要なのは、どんな成分が入っているサプリメントか、という点だと思います。
やみくもに更年期サプリメントを飲むのではなく、大豆イソフラボンに加え上記にも列挙した ビタミンB、ビタミンD、カルシウムがしっかり配合されたサプリメントを選ぶ事が必要です。

そんな側面から、私はキッコーマンのからだ想いを推奨します。